こんにちは。
8年間の長期無職・引きこもり生活からの脱出を目指している
「そろはた」です。
- 今のままずっと無職じゃヤバいよな
- 働いてみようかな
- 勇気だして就職相談に行ってみようかな
と思っているあなたに私の経験からとても大切なことをお伝えします。
それは、
「今すぐ発声練習をはじめてスムーズに声を出せるようになりましょう!」です。
私は、今よりもどん底状態のときに
- 話そうとして声が出ない
- 焦ってパニックになる
- パニックになった状況を何度も思いだして苦しくなる
という経験をしました。
パニックになった状況を思い出すたびに襲ってくる恥ずかしい気持ちと自己嫌悪。
そして自分への失望と「ずっとこのまま話せないのかもしれない……」という不安と恐怖で苦しみました。
この経験から「普段から声を出す大切さ」がわかり発声練習をはじめたのです。
この記事では
- なぜ社会復帰・就職活動の前に発声練習が必要なのか?
- カンタンにできて効果がある発声練習
- 発声練習をするメリットとデメリット
をお伝えします。
この記事を読めば「発声練習が大切な理由」がわかります。
かならず「これからの生活」「社会復帰」「就職活動」に役立ちます。
「発声練習の方法を早く知りたい!」方は 【カンタンで効果がある発声練習3選!】だけでも読んでみてください。
そして、発声練習をはじめていただけたら嬉しいです!
※この記事は8分ほどで読めます。
就活前に今すぐ発声練習をはじめよう!
あなたに一つ質問です。
「会話をしていますか?」
「長い間働いていないけど家族や友人と会話をしている」という人でしたら、大丈夫かもしれません。
「ここ数ヶ月…いや、1~2年はまともに会話をしていない…」という人は今すぐ発声練習をはじめることをおすすめします。
これから発生練習をオススメする理由を説明します。
就職相談・ 就活の前に発声練習をはじめてほしい3つの理由
会話をしていないと声が出にくくなる
会話をすることが少なくなると声が出にくくなります。
なぜかというと、ノドの声帯・筋肉が弱くなってしまうから。
ノドを意識しながら声を出してみると、ノドの筋肉が動いているのがわかります。
小さい声でいいのでノドの動きを意識して大きく口を開けて「あ・い・う・え・お」と声を出してみてください。
ノドの筋肉が動いているのがわかりませんか?
会話をしていないと今動かしたノドの筋肉をつかうことが少なくなります。
筋肉はつかわないと弱くなる。
ノドの筋肉が弱り会話をするときに声が出にくくなってしまうのです。
長期無職・引きこもってしまうと会話をする機会が少ない
長期無職、引きこもり状態になってしまうと、人と会うことが少なくなってしまいます…。
働いていれば業務のやり取りが必要で、嫌でも話をすることになります。
働いていないと業務のやり取りもありません。
人に会わないので話をする機会がへります。
また長い間働いていないと、友人や周りの人とくらべてしまいます。
「友人はしっかりと働いている…」「家族を守っている…」
それにくらべて「私は何年も働いていない…」「親や身内に食べさせてもらっている…」
長い間働いていない引け目を感じて友人や周りの人と距離をとってしまう…。
そして会話をする機会が少なくなってしまいます。
緊張感で声が出にくくなる
人と会わない期間が長いと、友人や知り合いと顔を合わせるだけでも緊張してしまいます。
初対面の人と話をする場合はもっと緊張してしまいますよね。
この緊張も声を出にくくさせます。
緊張すると体がかたくなります。そして緊張から息を止めているような状態になってしまうのです。
3つの理由で会話をしたときに声が出ない自分に落ち込み自信をなくす
ハローワークの職員と就職相談。久しぶりに会った友人と会話をする。
話そうとして「声が出ない」「伝えたいことが言えない」状況を想像してください。
かなりキツいですよね……。
話そうとしたのに「声が出ない」「言いたいことが言えない」と、とても恥ずかしく惨めな気持ちになります(経験しました)。
声が出なかった自分を恥じて「責める」「落ち込む」そして「自信をなくす」
自信をなくしてしまうので、就職活動をするやる気も意欲も消えてしまいます。
「就職相談」「面接」に会話は必要!
就職するには働きたい会社を決めて、面接をお願いするには、ハローワークや転職サイトを通して面接の申し込みが必要ですよね。
就職相談・面接を申し込むには「ハローワークの職員」や「転職サイトの担当者」と会話をすることになります。
それだけではありません。
「面接」で担当者と話す。採用されたら「職場でのコミュニケーション」と「会話」が必要です。
そのためにも「しっかりと声を出して会話できる」ように今から発声練習をはじめることをおすすめします!
カンタンで効果がある発声練習3選!
カンタンにできて効果がある発声練習3選をお伝えします。
腹式呼吸をマスターしよう!
寝転がって腹式呼吸をする
腹式呼吸とよく耳にすると思いますが、腹式呼吸とはなんでしょう?
ウィキペディアによると
腹式呼吸とは、一般的には胸郭をなるべく動かさずに行う呼吸のことを言う。声楽においては、声をよく出すために呼吸を工夫することを「腹式呼吸」という言葉で示すことが多い 。
腹式呼吸 出典元:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
このように説明されています。
声を出すには腹式呼吸が大切です。
発声練習の本にも腹式呼吸のやり方が必ずといっていいほど書いてあります。
「腹式呼吸のやり方がわからない」人は仰向けに寝転がってするとコツがつかみやすいです。
さっそく「腹式呼吸」をやってみましょう!
- 仰向けに寝て、ゆっくりと呼吸をしてください。お腹が上下に動いているのがわかると思います。
- 体のちからを抜いてお腹をへこませるように「口から『フー』とゆっくりと息をはく」
- 息をはいたら「鼻から『スー』とゆっくりと息を吸う」
- 鼻から吸うときはお腹をふくらませるようにしてください。
- 気をつけるポイントは、無理に「お腹をふくらませる」「へこませる」ことはしないで力まずにリラックスをして呼吸をしてくださいね。
- 「口から『フー』とゆっくりと息をはく」「鼻から『スー』とゆっくりと息を吸う」この動きをくり返します。
呼吸をするとお腹が上下に動いていますよね?これが腹式呼吸なんです。
立ったまま腹式呼吸をする
寝転がって腹式呼吸のコツをつかんだら、今度は立ったままの腹式呼吸にチャレンジしてみましょう
- 壁に背中をつけて、足を肩幅くらいに広げてください。
- 体の力を抜いて、寝転がって腹式呼吸をしたときと同じく「口から『フー』とお腹をへこませながらゆっくりと息をはく」
- 息をはいたら「鼻から『スー』とお腹をふくらませながらゆっくりと息を吸う」
- この動きをくり返してください。
- 立ったまま腹式呼吸をするときも体の力を抜いて呼吸をしてください。
また意識をしないと肩や首すじに力が入ってしまいます。
リラックスして体の力を抜いて呼吸をしてください。
腹式呼吸は「気持ちの安定」や「緊張をやわらげる」効果がある!
また、腹式呼吸の効果は声が出るだけではありません。
腹式呼吸は「気持ちの安定」「緊張をやわらげる」効果があります。
座禅や瞑想。ヨガや最近よく耳にするマインドフルネスも「ゆっくりと深い呼吸」をするように教えています。
ゆっくりと深い呼吸をすることで心拍数を安定させ、緊張をやわらげることができます。
「声を出す」「緊張をやわらげる」ため、「ゆっくりと深い呼吸=腹式呼吸」を意識しておこなってみてください。
きっと良い効果がでてきます。
大きく口を開けて「あ・い・う・え・お」と言ってみよう!
大きく口を開けて「あ・い・う・え・お」と、 ひと言ひと言ハッキリとお腹から声を出してください。
ポイントは区切りながらひと言ひと言を大きく口を「開けて」「広げて」「とがらす」。
この口の大きな動きが大切です!口のまわりの筋肉も大きく動かしてください。
「あ・い・う・え・お」 だけではなく「か・き・く・け・こ」と続けて五十音を言ってもオッケーです!
ゆっくりと早口言葉を言ってみよう!
上述した「あ・い・う・え・お」と同じように大きく口を動かしながら早口言葉を言ってみましょう。
こちらのポイントは早口言葉だけどゆっくり大きく口を動かすことがポイントです。
「早口言葉って何を言えばいいの?」と思ったあなたに早口言葉の例文を3つご紹介します。
お綾や親におお謝り。お綾や八百屋にお謝りとお言い
おあややおやにおあやまり。おあやややおやにおあやまりとおいい
菊栗菊栗三菊栗、あわせて菊栗六菊栗
きくくりきくくりみきくくり、あわせてきくくりむききくり
竹屋の竹やぶに竹立てかけたかったから、竹立てかけた
たけやのたけやぶにたけたてかけたかったから、たけたてかけた
この3つの早口言葉をゆっくりと大きく口を動かしながら言ってみましょう。
「あ・い・う・え・お」から「早口言葉」を続けて言うと、はじめは口が疲れると思います。
口が疲れる理由は、ふだん口の筋肉をつかっていないからです。
そして、口の筋肉をつかっていないということは、顔の筋肉もつかっていないことになります。
「あ・い・う・え・お」「早口言葉」を何度も言うことで顔の筋肉もほぐれてくる。
顔の筋肉がほぐれるということは、表情も良くなってきます。
上述した発声練習の方法ですが、
アナウンサーの魚住りえさんの著書「たった1日で声まで良くなる話し方の教科書」(出版元:東洋経済新報社)
を参照させていただきました。
こちらの本は、私が人との交流がなくなり「声が出ない」と「焦り」救いをもとめたときに勉強させて頂いた本です。イラスト付きでわかりやすく書いてある本で本当に救われました。
やれば必ず効果がでる内容がたくさん書いてあるので、ぜひ手に取り読んでほしいと思います。
まずはかるい気持ちでご紹介した発声練習3つをはじめてみてください!きっと効果が実感できますよ。
発声練習をするメリットとデメリット
発声練習をするメリット
声が出るようになる
発声練習をはじめると、声が出ます。あたり前のことですが、会話をするために「はっきりと声を出せる」ことはとても大切なことですよね。
会話をしていないとノドの筋肉をつかわないので、ノドの筋肉が弱り本当に声が出なくなります。
顔の筋肉がほぐれ良い表情になる
会話をしていないと、口や顔の筋肉を動かす回数が少なくなります。口や顔の筋肉を動かさないと無表情になってしまいます。
発声練習をして口や顔の筋肉を動かしていくと、筋肉がほぐれ良い表情がつくれるようになります。
声を出せる安心感を持てる
話をしようとしたのに「声が出ない…」そうすると焦りと不安や緊張でパニックになります。(経験しました (>_<。))
発声練習をすることで「自分はいつも発声練習をしているから声を出せる」という安心感を持つことができます。
発声練習をするデメリット
恥ずかしい
部屋で一人、大きく口を開けて声を出す。はじめて発声練習をすると「恥ずかしい」「照れくさい」気持ちになるかもしれません。
めんどくさい
ただ大きく口を動かし声を出すだけですが、やっていくうちにめんどくさくなります。なんでもそうですが「続けていくことがむずかしい」ですよね…。
ですが、この2つのデメリットを「乗り越え」「発声練習を続けていけば」3つのメリット「声が出る」「表情が良くなる」「声が出る安心感」を得ることができます。
まとめ
ここまでの内容をまとめました。
私が発声練習をはじめた理由です。
長期無職・どん底状態だった私は、「今の状態を抜け出すにはどうすればいいか」本で調べることにしました。
人との交流もないしお金もないので、人生ではじめて図書館で本を借りることにしました。
本を借りるため緊張しながら貸し出しカードをつくる窓口にいき「貸し出しカードを作りたいのですが」と言おうとしました。
しかし声が出ません。出たと思ったら「あっ、あっ……」だけ…。
「ヤバい……声が出ない……」「なんとかしなければ……」焦りで汗がブワーッと出てくる……。もうパニックです。
少しの沈黙のあと「あの……カードを作りたいのですが」と言えたときは安心しました。
図書館を出てから先ほどの自分を思い出し恥ずかしさと自己嫌悪。惨めな気持ちで家に帰ったことを今でもハッキリとおぼえています……。
その後「このままでは本当に声が出なくなる……」という不安から発声練習をはじめたのです。
ホント恥ずかしい気持ちになり、落ち込みました(╥_╥`)
発声練習は今すぐにできます。
就職活動をはじめる前に少しでも「安心感を持つため」そして「自信を増やす」ためにも「発声練習」をはじめてみませんか?